Affinity Designer と Adobe Illustrator

前職の頃から Illustrator を多用していましたが、退職を機に Affinity に乗り換えました。所謂「Adobe 税」や「更新頻度が早いわりにバグ満載状態」にうんざりしていたというのが主な理由です。スプーンの図面を引いたり、ちょっとしたペラ物の作成ぐらいなら Affinity でも問題ないだろうという気軽な考えでした。

結論から言えば Illustrator との完全な置き換えは「無理」です。まあ、当たり前のことですね。

搭載されている機能や、日本語の取り扱いの問題でなかなか厳しいものがあります。がんばればできる事もありますが、作業スピードが全く違いますし、全く再現できない機能も多々あります。特に日本語組版を考えた場合、近い将来に改善される見込みはほぼありません。

そのあたりのことは Adobe さんも十分わかっているので、サブスクリプションの価格も強気なのでしょう。昔はコンプリートプラン1年分でも4万弱で購入可能だったのが、今では…。現在はフォトプランだけ契約していますが、これもいつ値上げされることやら。Lightroom Classic 自体切り捨てられる可能性すらあります。典型的な市場独占の弊害と言えます。

しかし Affinity Desinger も価格を考えればドロー系の一本として持っておくというのは悪い選択ではありません。なにしろセール期間であれば3,000円強で購入できます。むしろ一人一本買うべき。ライセンスもゆるゆるです。

https://affinity.serif.com/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)