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木製スプーンとの暮らし方

普段使い終わったら

使用後はすみやかに柔らかい台所用スポンジと中性洗剤でやさしく洗ってください。色の濃い食品(カレーなど)に使用した場合色移りしますが、使用しているうちに徐々に薄くなってきますので問題ありません。あまり強く擦りすぎると毛羽立ちが発生します。基本的には「さっと洗って、しっかり乾かす」を守るだけで十分です。

湿ったままだとカビが発生する恐れがあります。洗ったあとは水気を拭き取り十分に乾燥させてから収納してください。

長時間の水へのつけ置き、熱湯や台所用洗剤以外の薬剤による洗浄、食洗機の使用は避けてください。スプーンの破損につながります。

スプーンが疲れてきたら

かなり毛羽立ちが目立ってきました。そろそろ手入れの時期です。

油(又はワックス)、きれいな布、400番より細かい紙やすりを用意します。使用する油は乾性油と呼ばれるクルミ、エゴマ、アマニ油がお勧めです。スーパー で簡単に入手可能です。

毛羽立ちの目立つ部分だけを紙やすりで軽く撫でます。力は入れないでください。どんどん削れてしまいます。毛羽立ちがさほどでもない場合はヤスリがけは不要です。

きれいな布に油(ワックス)をごく少量取りスプーンに塗り拡げます。薄く薄く塗ってください。塗りすぎるとベタつきやカビの原因になります。

だいぶ綺麗になりました。余分な油をよく拭き取り風通しのいいところで数日乾燥させてから使用してください。

最後に比較画像を。手入れ前がこちら。全体的に白っぽくなりガサガサしています。

手入れ後がこちら。油分が戻りしっとりしています。過度な油分補給は逆に良くありません。数ヶ月に一度程度で大丈夫です。

油(乾性油)の付いた布は放置すると自然発火する恐れがあります。布を完全に水に浸し乾燥しないようにして廃棄してください。